Journal de France | フランス日記
イースター 虹色の幸せの卵
イースターになると卵の殻に自分の好きな色で好きなように模様を書いて 卵の殻をおめかしする卵細工はヨーロッパで定番の行事。 実はこの文化、ウクライナが発祥。 復活祭のイースターエッグとしてヨーロッパ各国に広まったのは11世紀頃だとか。ウクライナでプィーサンカやピサンカと呼ばれる色鮮やかな卵はバティックという蝋結染めの技術を使って装飾されているそう。 卵細工に使われる色にはそれぞれちゃんと意味があるってご存じ? 赤色には太陽のような情熱と幸せや希望の暖かさといった意味がある。 オレンジ色にはビタミンのような元気や強さと明るさがある。 ピンクは成功を意味していて青は空のように広い心と気持ちの開放感や健康という思いが込められている。 緑は自然の恵への感謝や命の大切さの意味が込められている。 それから紫は思いやりの心や応援の気持ちが表れている。 そして最後に白色には命の誕生と平和な世界に対する純白な願いが込められている。 意外と深い意味の込められたイースターエッグの文化。自分だけの特別な「幸せの卵」作ってみては? そうそう…ルーマニアではビーズなんかも使って卵に装飾しているんだって。
イースター 虹色の幸せの卵
イースターになると卵の殻に自分の好きな色で好きなように模様を書いて 卵の殻をおめかしする卵細工はヨーロッパで定番の行事。 実はこの文化、ウクライナが発祥。 復活祭のイースターエッグとしてヨーロッパ各国に広まったのは11世紀頃だとか。ウクライナでプィーサンカやピサンカと呼ばれる色鮮やかな卵はバティックという蝋結染めの技術を使って装飾されているそう。 卵細工に使われる色にはそれぞれちゃんと意味があるってご存じ? 赤色には太陽のような情熱と幸せや希望の暖かさといった意味がある。 オレンジ色にはビタミンのような元気や強さと明るさがある。 ピンクは成功を意味していて青は空のように広い心と気持ちの開放感や健康という思いが込められている。 緑は自然の恵への感謝や命の大切さの意味が込められている。 それから紫は思いやりの心や応援の気持ちが表れている。 そして最後に白色には命の誕生と平和な世界に対する純白な願いが込められている。 意外と深い意味の込められたイースターエッグの文化。自分だけの特別な「幸せの卵」作ってみては? そうそう…ルーマニアではビーズなんかも使って卵に装飾しているんだって。
まだまだチョコレートの季節
バレインタインは終わったけど、チョコレートの季節はまだまだ続く。 4月頃にフランスのスーパーを覗けばありとあらゆるチョコレートで溢れている。 形も卵型、うさぎ型、ひつじ型…と可愛いものが色々。中にはサプライズで詰められているものもあるとか。 でもどうしてイースターにチョコレートを贈るの? その昔、キリスト教の教えに沿ってカーレムを行われなければならなかった。 6週間の間、動物性のものを一切口にしてはいけないという厳しいルールのカーレム。 このカーレムの時に一番困ったのが卵の対処だ。カーレムの間は動物性のものを食べてはいけない。でも鶏は卵を産むことをやめることはできないし当時はまだ保存するすべもない。結局、カーレムが終わるころには卵がたくさん余ってしまったのだ。食べ物を粗末にするのは心苦しい。せめてダメになった卵の殻を使って楽しいことをしよう!と考えて生まれたのがデコレーションエッグ。18世紀頃にカーレムのご褒美として卵の殻の中にチョコレートを隠してサプライズしたことがイースターにチョコレートを贈るようになった始まりなんだとか。
まだまだチョコレートの季節
バレインタインは終わったけど、チョコレートの季節はまだまだ続く。 4月頃にフランスのスーパーを覗けばありとあらゆるチョコレートで溢れている。 形も卵型、うさぎ型、ひつじ型…と可愛いものが色々。中にはサプライズで詰められているものもあるとか。 でもどうしてイースターにチョコレートを贈るの? その昔、キリスト教の教えに沿ってカーレムを行われなければならなかった。 6週間の間、動物性のものを一切口にしてはいけないという厳しいルールのカーレム。 このカーレムの時に一番困ったのが卵の対処だ。カーレムの間は動物性のものを食べてはいけない。でも鶏は卵を産むことをやめることはできないし当時はまだ保存するすべもない。結局、カーレムが終わるころには卵がたくさん余ってしまったのだ。食べ物を粗末にするのは心苦しい。せめてダメになった卵の殻を使って楽しいことをしよう!と考えて生まれたのがデコレーションエッグ。18世紀頃にカーレムのご褒美として卵の殻の中にチョコレートを隠してサプライズしたことがイースターにチョコレートを贈るようになった始まりなんだとか。
日本にフレンチアルプス?
ラクソンの源でもあるアルプス。日本にはそのフレンチアルプスの町、シャモニー(chamonix) の姉妹都市があるんです。 シャモニーは毎年多くの観光客で賑わう、フレンチアルプスを代表すると言っても過言ではない町。スポーツクライミングやスキーで盛り上がる町でもあるんですよ。
日本にフレンチアルプス?
ラクソンの源でもあるアルプス。日本にはそのフレンチアルプスの町、シャモニー(chamonix) の姉妹都市があるんです。 シャモニーは毎年多くの観光客で賑わう、フレンチアルプスを代表すると言っても過言ではない町。スポーツクライミングやスキーで盛り上がる町でもあるんですよ。
じーちゃんのベレー帽
ベレー帽はご存じ? 若い女性がおしゃれにかぶってる可愛らしい帽子でしょう? いえいえ本当は違うんです。 フランスのイメージと言えばベレー帽にストライプの服とバゲットなんて思っている人も少なくないはず…
じーちゃんのベレー帽
ベレー帽はご存じ? 若い女性がおしゃれにかぶってる可愛らしい帽子でしょう? いえいえ本当は違うんです。 フランスのイメージと言えばベレー帽にストライプの服とバゲットなんて思っている人も少なくないはず…
フレンチ檸檬
フランスはレモンをこよなく愛する国ってご存じ? どこのスーパーに行ってもレモンジュースやレモンジャム、レモンシロップはあるし、どこのレストランを訪れてもレモンソルベやレモンタルトを注文することができる。 そして必ずと言っていいほど様々な種類のレモンを揃えていることが多いのだ。 酸味が柔らかい一般のレモンのフレッシュな酸味のライム(citron vert)の種類のレモンを良く見かける。 毎年およそ90000トンのレモンを消費する日本に対しなんと130000トンのレモンがフランスで消費されている。一人当たり2.2㎏のレモンを一年間で食べる計算である。 実はレモンの歴史はまったくの謎のベールに包まれいる… いつどこだれがレモンの口にし始めたのかは正確に分かっていないんだそう。 なんともミステリアス果物! フランスで愛されて守られているレモンがある。それがマントンレモン。 1450年と古くから密かに作られ地元の人々から愛されつづけている。 皮があつく少しぶきっちょな形だけど優しい酸味なのが特徴なんだとか。 20世紀に入り全国で知られ、「世界一美味しいレモン」とまで称されている。 そうそう、知ってました?2月12日から2月27日までフランスではレモン祭りが開催されているんですよ。
フレンチ檸檬
フランスはレモンをこよなく愛する国ってご存じ? どこのスーパーに行ってもレモンジュースやレモンジャム、レモンシロップはあるし、どこのレストランを訪れてもレモンソルベやレモンタルトを注文することができる。 そして必ずと言っていいほど様々な種類のレモンを揃えていることが多いのだ。 酸味が柔らかい一般のレモンのフレッシュな酸味のライム(citron vert)の種類のレモンを良く見かける。 毎年およそ90000トンのレモンを消費する日本に対しなんと130000トンのレモンがフランスで消費されている。一人当たり2.2㎏のレモンを一年間で食べる計算である。 実はレモンの歴史はまったくの謎のベールに包まれいる… いつどこだれがレモンの口にし始めたのかは正確に分かっていないんだそう。 なんともミステリアス果物! フランスで愛されて守られているレモンがある。それがマントンレモン。 1450年と古くから密かに作られ地元の人々から愛されつづけている。 皮があつく少しぶきっちょな形だけど優しい酸味なのが特徴なんだとか。 20世紀に入り全国で知られ、「世界一美味しいレモン」とまで称されている。 そうそう、知ってました?2月12日から2月27日までフランスではレモン祭りが開催されているんですよ。
【ビュッシュ・ド・ノエル】
フランスの代表的なクリスマススイーツといえば、ビュッシュ・ド・ノエルです。フランス語で「ビュッシュ」は「薪」の意味を持ち、「ド・ノエル」は日本語で「クリスマスの」。訳したら、「クリスマスの薪」。不思議な名前ですね。 名の通り、薪の形をしているケーキです。伝統的な作り方は、ショコラ味のロールケーキにバタークリームを塗って、薪のイメージを意識して巻いてできたケーキです。 なぜこのような形を持っているには、幾つかの説があると言われます。一番妥当なのは、キリスト教がヨーロッパで普及した前に、冬至祭の時期に大きな薪を何日も焼くという儀式であったということです。翌年の豊作が良くなり、病気を防いだりために神に捧げた儀式でした。 長い歴史を持ち、意味深いケーキですね。現在はクリスマスケーキとして食べられているが、ビュッシュ・ド・ノエルの説を知った上で、更に美味しく味わえますでしょうね! 簡単に作れる、クリスマスをテーマとしたデコレーションをするのも楽しい。今年のクリスマスケーキはビュッシュ・ド・ノエルにしてみませんか?byフランス在住スタッフ
【ビュッシュ・ド・ノエル】
フランスの代表的なクリスマススイーツといえば、ビュッシュ・ド・ノエルです。フランス語で「ビュッシュ」は「薪」の意味を持ち、「ド・ノエル」は日本語で「クリスマスの」。訳したら、「クリスマスの薪」。不思議な名前ですね。 名の通り、薪の形をしているケーキです。伝統的な作り方は、ショコラ味のロールケーキにバタークリームを塗って、薪のイメージを意識して巻いてできたケーキです。 なぜこのような形を持っているには、幾つかの説があると言われます。一番妥当なのは、キリスト教がヨーロッパで普及した前に、冬至祭の時期に大きな薪を何日も焼くという儀式であったということです。翌年の豊作が良くなり、病気を防いだりために神に捧げた儀式でした。 長い歴史を持ち、意味深いケーキですね。現在はクリスマスケーキとして食べられているが、ビュッシュ・ド・ノエルの説を知った上で、更に美味しく味わえますでしょうね! 簡単に作れる、クリスマスをテーマとしたデコレーションをするのも楽しい。今年のクリスマスケーキはビュッシュ・ド・ノエルにしてみませんか?byフランス在住スタッフ