ベレー帽はご存じ?
若い女性がおしゃれにかぶってる可愛らしい帽子でしょう?
いえいえ本当は違うんです。
フランスのイメージと言えばベレー帽にストライプの服とバゲットなんて思っている人も少なくないはず…
フランスでベレー帽のイメージは?と聞けばきっとほとんどの人が年配の男性がかぶる帽子と答えるだろう。なぜのかは歴史みると分かる。その昔、フランスのピレネー山脈の村で誕生ベレー帽は組み分け帽子のようなもの。各村ごとに色が決まっていてそれに合わせてその色のベレー帽をかぶっていたんだとか…また、ニット帽の代わりになって頭を温かくするのに役立っていたとか。時が流れベレー帽は仕事人やスポーツマンがかぶる帽子へと変化した。ベレー帽は頭にフィットしてずれにくく冬には温かい。そして多くの仕事人が好んでかぶるようになり、仕事人のほとんどが男性だったことから仕事をする男性のファッションの一部になったんだとか…
現在はその風習が薄まり、ベレー帽は「おじいちゃんの帽子」というイメージが強い。
最近ではフランスでも日本でも男女ともにおしゃれファッションとしてベレー帽を取り入れる人も多いのでは?