Culture | 知恵袋
[miniコンテンツ]歴史に触れるお菓子
金のラフィアに蝋印のある木箱。趣のある雰囲気に歴史を感じます。 フランス・フランシュ・コンテ地方の小さな町、モンボゾンのお菓子「Biscuits de Montbozon ビスキュイ・ドゥ・モンボゾン」と言います。 ビスキュイ・ドゥ・モンボゾンの歴史は古く,1789年フランス革命時にヴェルサイユ宮殿・王ルイ16世の宮殿パティシエがこの小さな村に避難して、貴重なレシピを伝えたのが始まりとか。 それが後に<王のデザート、デザートの王>となり、現在に伝わっています。 フィンガー状に絞ったビスキュイ生地に粉砂糖を振りかけて焼き、焼き上がりの熱いうちに2枚1組が付いて一つのビスキュイになっています。 その香りはベルガモットやオレンジの花の水など特別に調合されたもの。日本では味わったことのないふんわりとフランスの余韻すら感じます。 現在、こちらオーナーのランテルニエ社とラクソンはお取引を始めてもう5年にもなります。ラクソンの代表も現地へ何度か足を運んで工房も見学したよう。 私もぜひ行ってみたい! 今はまだフランス旅行はお預けのようですが、このビスキュイをひとくち食べれるとフランスへすぐに思いは馳せます。 マリーアントワネット気分でこれからの時期に嬉しいショコラ・ショー(ホットチョコレート)と合わせるのもどうでしょう。 旅するように楽しんで下さい。
[miniコンテンツ]歴史に触れるお菓子
金のラフィアに蝋印のある木箱。趣のある雰囲気に歴史を感じます。 フランス・フランシュ・コンテ地方の小さな町、モンボゾンのお菓子「Biscuits de Montbozon ビスキュイ・ドゥ・モンボゾン」と言います。 ビスキュイ・ドゥ・モンボゾンの歴史は古く,1789年フランス革命時にヴェルサイユ宮殿・王ルイ16世の宮殿パティシエがこの小さな村に避難して、貴重なレシピを伝えたのが始まりとか。 それが後に<王のデザート、デザートの王>となり、現在に伝わっています。 フィンガー状に絞ったビスキュイ生地に粉砂糖を振りかけて焼き、焼き上がりの熱いうちに2枚1組が付いて一つのビスキュイになっています。 その香りはベルガモットやオレンジの花の水など特別に調合されたもの。日本では味わったことのないふんわりとフランスの余韻すら感じます。 現在、こちらオーナーのランテルニエ社とラクソンはお取引を始めてもう5年にもなります。ラクソンの代表も現地へ何度か足を運んで工房も見学したよう。 私もぜひ行ってみたい! 今はまだフランス旅行はお預けのようですが、このビスキュイをひとくち食べれるとフランスへすぐに思いは馳せます。 マリーアントワネット気分でこれからの時期に嬉しいショコラ・ショー(ホットチョコレート)と合わせるのもどうでしょう。 旅するように楽しんで下さい。
#8 フレンチトーストって何?
もったいない!から始まったフレンチトースト 「フレンチトースト」ってなに? フレンチトーストと言えば、卵と牛乳なので作った卵液をパンに浸し焼いてバターや蜂蜜をたっぷり掛けて食べるスイーツ! 皆さんは朝ごはん派?それともおやつ派? そもそも「フレンチトースト」って英語なのになんでフレンチなのと思ったことはないだろうか。 いやいや、そんなの気にしたことないって思っている人が多いかも? まあまあ、大丈夫。きっと最後にはフレンチトーストが食べたくなっているだろう… 世界のフレンチトーストを見てみよう。 そもそも「フレンチトースト」という呼び方はアメリカ発祥のもの。名前の由来には様々な説があるとか… ・18世紀、アメリカの「ジョーゼフ・フレンチ」という酒屋の店主が命名したことに由来するという説。 ・もともとアメリカでは「ジャーマントースト」と呼ばれるメニューがあった。しかし、第一次世界大戦でアメリカとドイツが敵対したために「ジャーマン」を「フレンチ」に仕方なく変えてしまったのではないという説。 この二つの説が有力なんだそう。 世界には様々な呼び方がある。 カナダ= Pain d'or (黄金のパン)フランス=Pain perdu(失われたパン)オランダ=Gewonnen brood(最高のパン)イギリス=Butter and bread pudding(バターとパンのプリン) また、フレンチトーストとはちょっとレシピが違うものもある。 例えば… スペインではトリジャ(Torrija)という油で揚げたフレンチトーストやトルコでは卵のみで作り油で揚げたローストパン(kizartma ekmek)などがある。 フランスのフレンチトースト フレンチトーストと言うと甘く美味しい喫茶店でよく見るスイーツというイメージ。日本ではかなりメジャーなお菓子の一つでコンビニでも、スーパーでも近所のパン屋でも比較的どこでも売っているかもしれない。。 フランスの歴史の中でパンそのものがとっても神聖なもの。それ故にフランス人のパンに対するこだわりは計り知れない。 フレンチトーストは固卵や牛乳を使って固くなったパンを加工したもの。日本では素朴に食パンを使う人も多いのではないだろうか?バゲットやブリオッシュを使うのがフランス流フレンチトースト。...
#8 フレンチトーストって何?
もったいない!から始まったフレンチトースト 「フレンチトースト」ってなに? フレンチトーストと言えば、卵と牛乳なので作った卵液をパンに浸し焼いてバターや蜂蜜をたっぷり掛けて食べるスイーツ! 皆さんは朝ごはん派?それともおやつ派? そもそも「フレンチトースト」って英語なのになんでフレンチなのと思ったことはないだろうか。 いやいや、そんなの気にしたことないって思っている人が多いかも? まあまあ、大丈夫。きっと最後にはフレンチトーストが食べたくなっているだろう… 世界のフレンチトーストを見てみよう。 そもそも「フレンチトースト」という呼び方はアメリカ発祥のもの。名前の由来には様々な説があるとか… ・18世紀、アメリカの「ジョーゼフ・フレンチ」という酒屋の店主が命名したことに由来するという説。 ・もともとアメリカでは「ジャーマントースト」と呼ばれるメニューがあった。しかし、第一次世界大戦でアメリカとドイツが敵対したために「ジャーマン」を「フレンチ」に仕方なく変えてしまったのではないという説。 この二つの説が有力なんだそう。 世界には様々な呼び方がある。 カナダ= Pain d'or (黄金のパン)フランス=Pain perdu(失われたパン)オランダ=Gewonnen brood(最高のパン)イギリス=Butter and bread pudding(バターとパンのプリン) また、フレンチトーストとはちょっとレシピが違うものもある。 例えば… スペインではトリジャ(Torrija)という油で揚げたフレンチトーストやトルコでは卵のみで作り油で揚げたローストパン(kizartma ekmek)などがある。 フランスのフレンチトースト フレンチトーストと言うと甘く美味しい喫茶店でよく見るスイーツというイメージ。日本ではかなりメジャーなお菓子の一つでコンビニでも、スーパーでも近所のパン屋でも比較的どこでも売っているかもしれない。。 フランスの歴史の中でパンそのものがとっても神聖なもの。それ故にフランス人のパンに対するこだわりは計り知れない。 フレンチトーストは固卵や牛乳を使って固くなったパンを加工したもの。日本では素朴に食パンを使う人も多いのではないだろうか?バゲットやブリオッシュを使うのがフランス流フレンチトースト。...
#7 フランスのイースターを知る
春の復活祭!イースター ・Pâques 1.イースターは何の日? 日本では残念ながらあまり浸透していないイースター。 世界各国でそれぞれ様々な文化があるのをご存じ? 今回はフランスのイースター体験をおすそ分け! イースターってなに? と聞かれても正直どう祝ったらいいのか分からない人が多いのでは? 4月ごろになるとテレビや広告、スーパーなので卵やウサギがよく登場するためそのイメージが強く、むしろそれぐらいしかよく知らない人が大半かも。 フランスのイースターは Pâques(パック)と言われキリストの復活はもちろん春をお祝いするお祭り。 イースターは卵やウサギだけでなく鐘も一つのシンボルだってご存じ? キリストはパックの3日前に十字架で処刑され亡くなったとされている。キリストに対する黙とうを捧げる意図で教会の鐘がパックの日まで三日間ならなかったという言い伝えがあるんだとか。 鐘はキリストが復活したことを知らせるためにイースターの日に鳴らされ、フランス人にとって鐘は大切な存在。 イースターの鐘の面白いお話知ってますか? 鐘のお話?それさっき … そうですね。あれも間違いではありませんよ。 でも他にもあるみたいなんです。 へー。でどんなお話ですか? えっと… イースターに夢を与えるために4月のとある木曜日に鐘はローマに教皇に会いに行くために旅に出て、3日後たくさんの卵をお土産として持って帰ってきて鐘は3日ぶりにその音色を響かせました。お隣の国ドイツではウサギが町中に卵を隠してしまったというお話があったそうです。 面白い!こんなお話もあるんですね。 ちなみに今年のイースターの日は2021年4月4日から5日の二日間。 今年のってことは毎年変わるんですか? そうですね。満月によって変わるみたいです。めんどくさいですよね。 たしかに。そういえばどうお祝いするんですか?...
#7 フランスのイースターを知る
春の復活祭!イースター ・Pâques 1.イースターは何の日? 日本では残念ながらあまり浸透していないイースター。 世界各国でそれぞれ様々な文化があるのをご存じ? 今回はフランスのイースター体験をおすそ分け! イースターってなに? と聞かれても正直どう祝ったらいいのか分からない人が多いのでは? 4月ごろになるとテレビや広告、スーパーなので卵やウサギがよく登場するためそのイメージが強く、むしろそれぐらいしかよく知らない人が大半かも。 フランスのイースターは Pâques(パック)と言われキリストの復活はもちろん春をお祝いするお祭り。 イースターは卵やウサギだけでなく鐘も一つのシンボルだってご存じ? キリストはパックの3日前に十字架で処刑され亡くなったとされている。キリストに対する黙とうを捧げる意図で教会の鐘がパックの日まで三日間ならなかったという言い伝えがあるんだとか。 鐘はキリストが復活したことを知らせるためにイースターの日に鳴らされ、フランス人にとって鐘は大切な存在。 イースターの鐘の面白いお話知ってますか? 鐘のお話?それさっき … そうですね。あれも間違いではありませんよ。 でも他にもあるみたいなんです。 へー。でどんなお話ですか? えっと… イースターに夢を与えるために4月のとある木曜日に鐘はローマに教皇に会いに行くために旅に出て、3日後たくさんの卵をお土産として持って帰ってきて鐘は3日ぶりにその音色を響かせました。お隣の国ドイツではウサギが町中に卵を隠してしまったというお話があったそうです。 面白い!こんなお話もあるんですね。 ちなみに今年のイースターの日は2021年4月4日から5日の二日間。 今年のってことは毎年変わるんですか? そうですね。満月によって変わるみたいです。めんどくさいですよね。 たしかに。そういえばどうお祝いするんですか?...
#6 カヌレの歴史を見る
昔、昔あるところに...カヌレ 1.優しいスイーツの物語 16世紀頃、ボルドーにあるアノンシアルド修道院ではシスターがスイーツを日々作っていた。 修道院の側には様々な食材が流通する港があり、シスターたちはそこで余った小麦を、ワイナリーでは卵黄を分けてもらい持って帰った。 港の小麦、ワイナリーの卵黄そしてラム酒を使った生地を筒状の棒に巻きつけてカリッと揚げたスイーツが完成。 このスイーツをカヌラ(canelats )と呼び貧しい人々に振舞っていたそう。 ほんのり甘くて外はカリッと中はモチっとしたこのカヌラは普段スイーツを口にすることのない人々にとっては至福なひと時。 なによりろくに栄養価のある物を食べることができていない人々にはお腹にたまり、エネルギー満点な命をつなぐスイーツだったのではないかとも思う。 しかし修道院には辛うじてレシピは残っているものの型が見つかることはなくカヌレのあの形の由来は謎のベールに包まれたまま... ミステリアスなスイーツなんですね。 修道院のシスターがカヌレを作っていたという話は 作り話だと言っている人もいるみたいですよ。 へー。あの...ちょっと気になってたんですけど。ワイナリーの卵黄ってどういうことですか? そうですね。ボルドーがワインで有名なのは知ってますよね? もちろん! ワインの澱(おり)を除去するために卵白を使っているんですよ。 えー!卵使うんですね。 でも結局、卵黄ばかりが残ってしまうんです。そこでワイナリーの人々は卵黄を修道院やパティシエにわけていたんです。 なるほど。もう一個いいですか? どうぞ、どうぞ。 16世紀のカヌレっお砂糖使ってないですよね? よく気づきましたね。詳しいレシピは分からないままですがでもおそらく砂糖は使われていないと思います。まあ、僕の推測ですが… 推測って...適当じゃないですかー ちゃんと理由があるんですよ。当時砂糖と牛乳は貴重品でそれを使うことを許されていたのはパティシエだけだったそうです。その変わりに修道院ではドライフルーツやナッツを使って甘くしていたと思いますよ。 そういうことだったんですね! 2.おいしさの秘密 ~・ボルドーのおばさんのカヌレ・~ お腹すいたわね。いいこと思いついた、おやつ一緒に作らない?おいしいカヌレを作りましょ。簡単だから、教えてあげる。 1・お鍋にバター50g、ミルク?Lとバニラを入れて沸騰させる。...
#6 カヌレの歴史を見る
昔、昔あるところに...カヌレ 1.優しいスイーツの物語 16世紀頃、ボルドーにあるアノンシアルド修道院ではシスターがスイーツを日々作っていた。 修道院の側には様々な食材が流通する港があり、シスターたちはそこで余った小麦を、ワイナリーでは卵黄を分けてもらい持って帰った。 港の小麦、ワイナリーの卵黄そしてラム酒を使った生地を筒状の棒に巻きつけてカリッと揚げたスイーツが完成。 このスイーツをカヌラ(canelats )と呼び貧しい人々に振舞っていたそう。 ほんのり甘くて外はカリッと中はモチっとしたこのカヌラは普段スイーツを口にすることのない人々にとっては至福なひと時。 なによりろくに栄養価のある物を食べることができていない人々にはお腹にたまり、エネルギー満点な命をつなぐスイーツだったのではないかとも思う。 しかし修道院には辛うじてレシピは残っているものの型が見つかることはなくカヌレのあの形の由来は謎のベールに包まれたまま... ミステリアスなスイーツなんですね。 修道院のシスターがカヌレを作っていたという話は 作り話だと言っている人もいるみたいですよ。 へー。あの...ちょっと気になってたんですけど。ワイナリーの卵黄ってどういうことですか? そうですね。ボルドーがワインで有名なのは知ってますよね? もちろん! ワインの澱(おり)を除去するために卵白を使っているんですよ。 えー!卵使うんですね。 でも結局、卵黄ばかりが残ってしまうんです。そこでワイナリーの人々は卵黄を修道院やパティシエにわけていたんです。 なるほど。もう一個いいですか? どうぞ、どうぞ。 16世紀のカヌレっお砂糖使ってないですよね? よく気づきましたね。詳しいレシピは分からないままですがでもおそらく砂糖は使われていないと思います。まあ、僕の推測ですが… 推測って...適当じゃないですかー ちゃんと理由があるんですよ。当時砂糖と牛乳は貴重品でそれを使うことを許されていたのはパティシエだけだったそうです。その変わりに修道院ではドライフルーツやナッツを使って甘くしていたと思いますよ。 そういうことだったんですね! 2.おいしさの秘密 ~・ボルドーのおばさんのカヌレ・~ お腹すいたわね。いいこと思いついた、おやつ一緒に作らない?おいしいカヌレを作りましょ。簡単だから、教えてあげる。 1・お鍋にバター50g、ミルク?Lとバニラを入れて沸騰させる。...
#5 食べられる容器、タルト
La Tarte 魔法の器 皆さんはお皿やお椀を食べることができるとしたらどうだろうか? 今日のスイーツはタルト! ご当地タルトから歴史まで紐解いていこう そもそも・・・ タルトとは: 器の形をした生地にフルーツやクリームを入れたお菓子のこと。 フランスのお菓子といえば…タルト!と言うぐらいフランスではメジャーなお菓子の一つなのだとか。 歴史を簡単に見て行こう... ▲ローマの裕福な人々の様子タルトは最も古いお菓子と言われ、パティシエが 一番初めに考案した中世ヨーロッパのお菓子。 ▲壺に描かれたローマ時代の厨房の様子古代ローマ時代では、タルトを「Tourte(トゥルト)」と呼んでいた。 スプーンがなかった当時、液体のものを食べるには工夫が必要だった。 そこで、小麦粉で作った器に液体を入れて器丸ごと食べるようになった。 タルトとはまさに・・・ 食べられる器のこと! *ちなみに、現在フランスで「Tourte(トゥルト)」とは 肉や魚、クリームなどを詰めたパイ包み焼きのこと。 食べられるお皿だったんですね。 その通りです。タルト好きですか? もちろん!ベリーとかレモンとか なるほど。こってりよりも、爽やかって感じですか? はい。あの、この前言ってた「夏と言えばタルト!」って結局どういう意味だったんですか? あっ、それですか?適当です! えー! いやーなんとなく。でもフランスの夏のバカンスでは山に行ったり、海に行ったりするとき食べやすいタルトやキッシュを持っていくことが多いんですよ。...
#5 食べられる容器、タルト
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#4 フレンチレモネードはいかが?
Les limonades Bonne dégustation ! レモネードはいかが? レモネードといえば夏のヨーロッパの定番ドリンク。 地域によっては炭酸入りだったり、ホワイト、ピンクなんかがあったりする。 「聞いたことはあるけどあんまり飲んだことないかも!」 という人が多いのでは? 1. レモネードの誕生 レモネードがどこで誕生したのかご存じだろうか? レモンの原産はインド。 じゃあ、インドから始まったんだ! って思うでしょう? 意外にも大間違い! 実は…エジプトが誕生の地! 一番最初にレモネードを作ったのは「Nasir-i-Khusraw(ナースィル・ホスロー)」という人物だという。 11世紀頃、エジプトで人生を過ごしたというペルシャ人の彼の自伝の中にはレモネードらしき記述が出てくる。 その後、12世紀にはレモネードは売り物として作られ、中近東各地で広く販売された。 当時のレモネードはレモン汁と水、砂糖で作られ「qatarmizat(カタールミザ)」と呼ばれていた。 ▲エジプトのレモネード へーレモネードですか。いや喉乾いてきました。 日本ではいつ頃から売れていたか知ってますか? 難しいこと聞きますね。でも…なんとなく19世紀とか? 正解です!日本にレモネードが伝来したのは1853年にペリーが浦和に来航した時だと言われています。 ▲これは19世紀頃の日本です。 当時はこんな感じだった見たいです。なんだか新鮮で迫力ある風景ですね!by編集者 そういえば、ラムネ知ってますよね?...
#4 フレンチレモネードはいかが?
Les limonades Bonne dégustation ! レモネードはいかが? レモネードといえば夏のヨーロッパの定番ドリンク。 地域によっては炭酸入りだったり、ホワイト、ピンクなんかがあったりする。 「聞いたことはあるけどあんまり飲んだことないかも!」 という人が多いのでは? 1. レモネードの誕生 レモネードがどこで誕生したのかご存じだろうか? レモンの原産はインド。 じゃあ、インドから始まったんだ! って思うでしょう? 意外にも大間違い! 実は…エジプトが誕生の地! 一番最初にレモネードを作ったのは「Nasir-i-Khusraw(ナースィル・ホスロー)」という人物だという。 11世紀頃、エジプトで人生を過ごしたというペルシャ人の彼の自伝の中にはレモネードらしき記述が出てくる。 その後、12世紀にはレモネードは売り物として作られ、中近東各地で広く販売された。 当時のレモネードはレモン汁と水、砂糖で作られ「qatarmizat(カタールミザ)」と呼ばれていた。 ▲エジプトのレモネード へーレモネードですか。いや喉乾いてきました。 日本ではいつ頃から売れていたか知ってますか? 難しいこと聞きますね。でも…なんとなく19世紀とか? 正解です!日本にレモネードが伝来したのは1853年にペリーが浦和に来航した時だと言われています。 ▲これは19世紀頃の日本です。 当時はこんな感じだった見たいです。なんだか新鮮で迫力ある風景ですね!by編集者 そういえば、ラムネ知ってますよね?...