La Galette
ブルターニュへようこうそ!!
ここではフランス各地の駄菓子的スイーツをご紹介。今回のお菓子は…
ブルターニュ地方のお菓子。
"Galette"
ガレット!
ブルターニュってどこですか?
そこにある地図、取ってください。
これ?
はい。それです。
じゃ、見てみましょ!
・ブルターニュ
Bienvenue en Bretagne !
▲フランスの地図
ブルターニュはフランスの西にある美しい海岸が有名な地域。
▲モンサンミッシェル
海にポッツンと佇む幻想的な教会、世界遺産のモンサンミッシェルもブルターニュ地方!ではなく…県境にある。
▼そば粉のガレット
ブルターニュ地方は農業も盛んな地域
そば粉料理やリンゴの加工品が長い間主な食事。郷土料理のそば粉のガレットやリンゴ酒のシードルやウィスキーなどが有名。
ここで question です!
フランス産の塩と言えば?
えー!急に…。えっと…
はい、そこまで!
答えはゲランドの塩です。
聞いたことないですか?
たしかに聞いたことはあるかも。
またブルターニュ地方は潮の満ち引きが大きく、世界のシェフたちが愛用するゲランドの塩が有名なように、高品質な塩の産地でもある。
・ブルターニュのお菓子
さてさて本題のガレットの紹介と行こう!
ガレットはバターを使ったクッキー。バターの濃厚さと塩のアクセントが特徴。
またまた、質問です。
ガレットとは他に何でしょう?
それは、クッキーでしょう!
残念!
ガレットとはお食事系のそば粉のクレープのことや二月に食べるパイのことはたまた、リオン伝統のカスタードタルトのことも言うんですよ。
へー。
いろいろややこしいですね。
バターを使ったクッキーにはガレットよりもバターの風味が強く、分厚くてほろほろした食感がとってもおいしいサブレやパレなどもあったりする。
マミーのガレットクッキー
*ちなみにマミーとは、フランス語でばあば(おばあちゃん)の意味
1. ボールに黄身 3 つと砂糖(250g)、塩(一つまみ)もちろんバター(250g)も忘れちゃいけないよ。
すべてが入ったらよく混ぜてごらん。
小麦粉(400g)、ベーキングパウダー(1/2 袋)を加えるんだ。
焦っちゃだめだよ。
少しずつゆっくり入れるのがコツさ。
3. 生地ができたら、クッキー型で形を抜いてみな。
あっ、でもまだ焼いちゃだめだよ。
フォークでガレットに 模様を描くんだ。
これがおいしいガレットの秘訣さ。
4.さあ、もうすぐ完成だよ。
卵を解して、筆を使ってガレットに塗るんだ。
予熱したオーブンで 180 度 20~25 分 焼いて少し冷めたらマミー特性のガレットの出来上がり
Bon appétit !(Merci mamie ...)
・懐かしのガレット
ガレットクッキーは石畳をイメージしたお菓子。
「ガレット」は薄くて丸いサクサクした加工品またはお菓子の名称。
クッキーの他にパイ、タルト、クレープがある。
ガレット(クッキー)の始まり:
少しだけ食べたいだけなのに...
作るのも一苦労、食べるのも時間がかかるボリューム満点なものより作りやすく食べやすい小さいサイズのデザートを考案したという。
好きな量を調節して買うことができ、缶に入れたりして販売することで保存もできた。
その中にバターや塩が豊富にあるブルターニュならではなバタークッキーのガレットクッキーが誕生したとわれている。
ブルターニュのガレット工房どれぐらいあると思いますか?
また question ですか?
そうです。
もうすぐ時間切れですよ!
えー!
えっと、100!
はい、終了です!
残念答えは 300 です。
わー。そんなに!
・ブルターニュのクッキー伝説?
ブルターニュでは 18 世紀まで多くの漁師がいた。漁師たちは冬から春にかけ5~8 か月間、海に出て行ったという。
そんな中、生ものの食材は保存が悪く NG。
そこで重宝していたのがお菓子だった。
持ち運びができ保存の効くお菓子が一番のごちそうだったとか。
その中で一番万能だったのがガレット。
ガレットクッキーに含まれる塩やバターが漁師を癒し、命を守った。
またはこのガレットは、「海のガレット」とも呼ばれていたとか。
海に行くとしたらどんなお菓子持っていきますか?
そうだな。
マドレーヌとかやっぱりクッキーとかかな。
ですよね。
動いたあとにガッツリ食べたいって感じですか?
やっぱり腹持ちがいいってこともありますかね。
海といえば夏!
じゃ…夏といえば?
タルトでしょう!
えっ、タルト?
次回はタルトについてお話します!
でも、なぜ夏なんですか?
まあまあ、直にわかりますから。