15年も前のコト。
パリでたまたま通りかかったパン屋さんには多くの人。
これは美味しいパンが売られているに違いない!と列に並んで私の番になった時、さてここはクラシカルに「バゲット」かなと注文。
で、一喝。
ここのパン屋さんにはバゲットはなく、パン・ドゥ・カンパーニュが有名だということをお知りではないのかと返された。
その時は「はて?」と思ったのだけれども、老舗の誇りだったのでしょう。
今ではパリガイドでも常識中の常識のあの有名な6区のパン屋さんだったわけです。
そのパン屋さんのパン・ドゥ・カンパーニュがなんとこの山間のスーパーマーケットにも売られていて、本日ゲット。
毎回このパン・ドゥ・カンパーニュを目にする度に15年前の記憶が過るのだけれどやっぱり酸味の効いたここのパン・ドゥ・カンパーニュはお食事パンとしては最高なのですよね。