【北フランス・10年の流れ】

6年近く住んでいた北フランスの地を離れたのが2000年。
その後日本から数回足を運んだものの、あれから10年もの歳月が経っていました。

もう同じフランスに住んでいるのだから、行こうと思えば行ける距離なのに自分の中のわだかまり。

でも、心の片隅ではとっても気になっている地でした。

朝起きると希望のないこの天気にうんざりしていて、空は暗く、厚い雲はまるでベルトコンベアーのように絶え間なく流れていて手を伸ばせば届くのではないのかなと思うほどの低さ。

時折見せる晴れ間もまたくるりと変わってしまう。

デザイン事務所時代の同僚から時々そちらの近況便りをもらってはいたのですが過ぎた地のようで、リアルに感じられずにいました。

そして、先日10年ぶりに訪れた北フランス。

住んでいたアパートを巡ってみたり、お決まりだったランチのレストランや図書館、その後の散歩など。
思い出を辿ったようなものですが、10年の月日はとてつもなく分厚いものでした。

あんなに毎日が緊張感でいっぱいで泣いたり笑ったりして勤務していたデザイン事務所も数年前に社長が亡くなって、その建物も別な会社へと変貌。

10年前も今も変わっていないと思っていたけれどまわりだけではなく、実際は自分自身が一番変わったのかもしれませんね。

弱く小さかったと思っていたあの頃の自分との対面。

ちょっとおセンチになった旅に振り回してしまった我が家族の同行に感謝!

また前へ進もうと思います!

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