#8 フレンチトーストって何?

もったいない!から始まったフレンチトースト

「フレンチトースト」ってなに?

フレンチトーストと言えば、卵と牛乳なので作った卵液をパンに浸し焼いてバターや蜂蜜をたっぷり掛けて食べるスイーツ!

皆さんは朝ごはん派?それともおやつ派?

そもそも「フレンチトースト」って英語なのになんでフレンチなのと思ったことはないだろうか。

いやいや、そんなの気にしたことないって思っている人が多いかも?

まあまあ、大丈夫。
きっと最後にはフレンチトーストが食べたくなっているだろう…

世界のフレンチトーストを見てみよう。

そもそも「フレンチトースト」という呼び方はアメリカ発祥のもの。
名前の由来には様々な説があるとか…

・18世紀、アメリカの「ジョーゼフ・フレンチ」という酒屋の店主が命名したことに由来するという説。

・もともとアメリカでは「ジャーマントースト」と呼ばれるメニューがあった。
しかし、第一次世界大戦でアメリカとドイツが敵対したために「ジャーマン」を「フレンチ」に仕方なく変えてしまったのではないという説。

この二つの説が有力なんだそう。

世界には様々な呼び方がある。

カナダ= Pain d'or (黄金のパン)
フランス=Pain perdu(失われたパン)
オランダ=Gewonnen brood(最高のパン)
イギリス=Butter and bread pudding(バターとパンのプリン)

また、フレンチトーストとはちょっとレシピが違うものもある。

例えば…

スペインではトリジャ(Torrija)という油で揚げたフレンチトーストやトルコでは卵のみで作り油で揚げたローストパン(kizartma ekmek)などがある。

フランスのフレンチトースト

フレンチトーストと言うと甘く美味しい喫茶店でよく見るスイーツというイメージ。日本ではかなりメジャーなお菓子の一つでコンビニでも、スーパーでも近所のパン屋でも比較的どこでも売っているかもしれない。。

フランスの歴史の中でパンそのものがとっても神聖なもの。
それ故にフランス人のパンに対するこだわりは計り知れない。

フレンチトーストは固卵や牛乳を使って固くなったパンを加工したもの。
日本では素朴に食パンを使う人も多いのではないだろうか?
バゲットやブリオッシュを使うのがフランス流フレンチトースト

Pain perdu (失われたパン)という名前の通りフランス人にとってフレンチトーストは残さず美味しくパンを最後まで食べるための最終手段。
カチカチになり本来の美味しさが失われたパンから作ることからその名がついたと言われている。

フランス人のパンへのこだわり


Bonjour!突然ですが、パン好きですか?


もっもちろん。毎日食べてますよ。


そうですか。日本でもパン日常的に食べる人が多いみたいですね。


はい、でもお米だってよく食べます。 


それはよかった。そんなことより、こだわりありますか?


こだわりですか?ん…私はハード系のパンが好きです。


なるほど。日本で一番メジャーなパンは食パンですよね?


たしかに、食パンやロールパンのような柔らかいパンが多いです。


そうなんです。ハード系のパンが大好きなフランス人とっては日本のパンは
物足りないんです。

 

あら…でも日本の食パンにだって美味しいパンありますよ。


まあ、確かにありますよ。でもフランスのパンはフランスの誇りですから、
やっぱり強いこだわりはありますよね。


そっか。日本で言うお米ってことですかね。


皆さんだってお米の種類や炊き方に少なからずこだわりありますよね?
それと同じです!

フランスには様々な種類のパンが豊富にある。
いくつか見てみよう!

Pain de campagne  (田舎のパン)

このパンの最大の特徴は丸いやラグビーボールのような形をしていること。
そしてライ麦や精製度の高くない小麦粉を使い、大振りに作られた素朴なパン。

Baguette (バゲット)

バゲットは日本でフランスパンと呼ばれていることも多く、誰でも知っているパンの一つでは?

バゲットと一括りに言ってもゴマを使ったもの、炭を混ぜたもの、何種類かの穀物を使ったものなど計り知れないほど種類がある。

Petit pain (小さいパン)

プチパンは手平サイズの小さなパン。

アペリティフやランチボックスに入れるサンドイッチ用や小さな子供のおやつや朝ごはん用などが多い。
また、レストランでよく見かけるパンの一つでもある。

甘いフレンチトーストの誕生
日本では。。。

1970年代、フレンチトーストがブームに!

映画「クレイマークレイマー」の中にフレンチトーストが出てくるシーンがあったことで日本中に広まったきっかけだったとか。

また、硬くなったパンを卵と牛乳の液に浸して焼くことで美味しく再利用して食べられたのも広まった要因の1つとか。

フランスでは。。。

4世紀末期から5世紀初頭の頃、パンを牛乳に浸して作る料理が料理書「アピキウス」の中に記されている。これがフレンチトーストの起源のようです。

また中世ヨーロッパ時代、14世紀のドイツや15世紀のイタリアでもフレンチトーストと似た調理法は存在していたよう…
フランスのPain perdu という呼び方は14世紀頃に生まれたという。
当時のフレンチトーストはミルクに浸したパンを揚げたり焼いたりしていたシンプルなものだったとか…

現在私たちが知る甘く上品なフレンチトーストが誕生したのは17世紀頃。
元々食べることがままならなかった時代にカチカチになったパンであっても最後まで残さず食べる知恵としてフレンチトーストは誕生。時代とともフレンチトーストは生きるための食材ではなく美味しい甘いおやつとして変化していった。

一説では1589から1610までフランスの国王を務めていたヘンリー4世の大好物だったとか…

美味しいフレンチトーストのレシピ

材料

パン:4切れ
:2個
砂糖:大さじ1またはチーズと塩小さじ1
ミルク:100ml

作り方
1.卵、ミルク、砂糖また塩を入れ卵液をを作る。
2.卵液にパンを漬ける。
3.パンが卵液を吸ったら、フライパンにバターを引いて焼く
4.*塩入りの卵液だった場合、お好みでチーズを振りかける。
  *砂糖入りの卵液だった場合、お好みでジャムや蜂蜜をかける。。

もちろん焼きりんごを使ってタタン風にしてみたり、ハムや野菜をサンドしてホットサンド風に。。。

フレンチトーストの可能性は無限大!

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